また、かなり長いお休みに入ってしまったので、今日はチト
今までにない話題で一旦ブレイク(短くまとめる予定、笑)。

ウチの6歳の娘が去年の後半から「ラブand ベリー」という
ゲームにハマッている(ウチの娘だけじゃないんだけど…)。

ショッピングセンターなどに備え付けられている専用ゲーム機に
百円を入れると、お洒落アイテムやヘアスタイルなどのカードが
1枚だけ出てきて、それをスキャンするとオシャレに変身して、
そのオシャレ度によって、その後のダンスゲームの得点が変わる
というもの。ダンスゲームは、「ストリート」とか「ディスコ」
とか「舞踏会」とか、6種類ぐらいあり、それぞれにマッチした
ファッションでないとオシャレ度は落ちる。そのため、オシャレ
にキメて高い得点を出すためには、何枚もカードが必要になる、
というわけだ。

このゲーム機の前に、3歳ぐらいの小さい女の子から10歳以上と
思われるようような小学生、さらにその付添いの母親などまで、
連日、長蛇の列を作って集金マシンにコインを投じているのだ。

ウチの娘も去年のうちは興味津々、それを眺めているだけだった
が、ついに自分も始め、今では何十枚ものカードを専用ファイル
に入れて持ち歩くようになっている。

このゲームに並んでいる女の子たちは、その専用ファイルを二つ
も三つも持っていて、並んでいる女の子たち同志でカード交換も
盛んにやっている。同じカードを2枚持っていても仕方ないから
だ。おそらく、百枚以上持っている人はゴマンといるだろう。
専用ファイルも1000円ぐらいするので、間違いなく1万円以上、
「ラブand ベリー」に使っていることになる。しかも、その大半
が幼稚園児ぐらい。当然、その親がお金を払っているんだろう。

ウチの娘もアイテムカードを数多く揃えたいがために、何度も列
に並んで、アッと言う間に数百円を使い切ってしまう。あと百枚
揃えたい、と目を輝かせるのはいいのだけれど、その度に百円玉
を要求される。

果たして、こんなに簡単に百円玉を無尽蔵にどんどんと渡して
しまっていいもんだろうか?……と疑問を感じ、この4月から
お小遣いを月に500円ずつ与えることに決めた。もちろん、
「お金は無尽蔵ではなく、考えて使うことができるように、時
には我慢することも必要だ」ということを教えるためだ。

ところが、お小遣いの500円は、渡したその日のうちに全部
「ラブand ベリー」のゲーム機に消えた。

「もう今月はできないよ、全部使っちゃったんだから」
と言うと、「なんでぇ~!」という反応。これじゃ、
ちっとも勉強にならない。

まるで、子供のやりたいことを止めて、イジメているみたいな
気分にそのうちなってしまい、そこで「ママのお手伝いをした
ら、お小遣いがもらえるかもね」と言うと、「ヤーダー!」。
4月後半になると、「お小遣い500円じゃ足りない、800
円にして!」と、もう賃上げ要求。これにはまいった。

新しいファッションアイテムカードは次々と登場するし、
ブームになるのはわかるけど、幼稚園ぐらいの子供に
喜ぶからというだけで、そんなにお金を渡していって
いいものだろうか?

やりたがっている子供の興味を止めるのは、逆効果の育て方に
ならないだろうか?

今度はそこに「たまごっち」の同様のカードゲームが最近、
また設置され、5月のお小遣いは半分がそちらに消えて、
半分が「ラブand ベリー」に消えた。

母親は可哀相に思ったのか、「ラブand ベリー」のダンスゲーム
の音楽が入っているCDを買ってあげた。GWのドライブでは、
ずっとその音楽を何往復も聴くハメになった…。
子供が疲れて寝たの見計らって、CDをストーンズに換えた。
やっぱり、ストーンズはいいネ(笑)!

6月1日まで、ウチの娘は耐えられるんだろうか?

皆さんのオウチでは、子供のお小遣い、どうしてますか?

(やっぱり、ちょっと長くなってしまいました……笑)


セガ
オシャレ魔女 ラブ and ベリー(仮称)




オシャレ魔女 ラブandベリー 2005秋冬ソングコレクション




オシャレ魔女 ラブandベリー 2006春夏ソングコレクション